転送フィルター機能

概要

ここでは Sora Unity SDK のサンプル集を使って転送フィルター機能を試す方法を説明します。

Sora Unity SDK サンプル集

転送フィルターの注意点

  • Inspector で転送フィルターを設定する場合 Unity 2022 LTS 以前のバージョンでは表示に問題があります。

転送フィルター

転送フィルターを設定することで特定の映像や音声を受信しなくなります。

詳細は Sora のドキュメント をご確認ください。

転送フィルターの設定方法

Inspector の FowardingFilter の設定を変更することで転送フィルターを設定できます。

以下に設定方法を記載します。

Forwarding Filter Action

EnableForwardingFilterAction を有効にすることで action 項目を有効にできます。

Forwarding Filter Action を指定することで allow と block のどちらかを設定できます。

https://i.gyazo.com/15f87a0ba946d574c4812b6d51860ac0.png

Forwarding Filter

Forwarding Filter の数を設定できます。

数を指定すると Element が生成されますので、それぞれの Element に設定を行います。

https://i.gyazo.com/219538a5b7ee9cf1d1db6fcab70a4653.png

Data

Data の数を増やすことで一つの転送フィルターにかける条件を増やすことができます。

Data には Field / Op / Values があり、そこに条件を設定します。

https://i.gyazo.com/c59d1feb4aaf6c7483f0f48f4342ea4b.png

Field

Field には以下の値を設定できます。

  • connection_id : フィルターをかける connection_id を指定します。

  • client_id : フィルターをかける client_id を指定します。

  • kind : フィルターをかける kind を指定します。 音声や映像を指定できます。

Op

Op には以下の値を設定できます。

  • is_in : 指定した値が Values に含まれている場合にフィルターをかけます。

  • is_not_in : 指定した値が Values に含まれていない場合にフィルターをかけます。

Values

Values には文字列を設定します。複数設定することができます。例: "audio", "video"

kind の場合には audio または video を設定します。

Fowarding Filter Version

Enable Forwarding Filter Version を設定することで version 項目を有効にできます。

Forwarding Filter Version を指定することで version を設定できます。

https://i.gyazo.com/13a272a300d9732fff0c1687b766292f.png

Fowarding Filter Metadata

Enable Forwarding Filter Metadata を設定することで metadata 項目を有効にできます。

Forwarding Filter Metadata を指定することで metadata を設定できます。

https://i.gyazo.com/feadbbefcd2e2b67a87518d50ead35d3.png
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