Linux (Ubuntu) で使ってみる

動作環境

  • Unity Editor の対応する Ubuntu バージョンを前提とします

  • Sora Unity SDK では Ubuntu 20.04 以上が必要です

Linux で使うために必要な設定

Linux で使うためには、共通の設定と NVIDIA か IntelVPL のどちらの GPU で利用するかによって設定が異なります。 ここでは共通の設定と GPU ごとに必要な設定、Plugins の配置について説明します。

共通の設定

Sora Unity SDK の利用には、以下のライブラリが必要です。

sudo apt-get install libdrm2 libva2 libva-drm2

NVIDIA GPU を利用する場合

Ubuntu で NVIDIA GPU が利用できるようになっていることを確認してください。

以下のコマンドで NVIDIA GPU が利用できるか確認できます。

nvidia-smi

IntelVPL GPU を利用する場合

利用する Ubuntu のバージョンや、Intel CPU の世代によって、IntelMediaSDK か IntelVPL を利用するかが異なります。 ここでは Ubuntu22.04 で 第 11 世代 以降のチップセットを搭載した Intel CPU を利用する場合の設定を説明します。

その他の環境での Intel VPL の設定については、Sora Unity SDK が利用している Sora C++ SDK の Intel VPL のドキュメント をご確認ください。

Intel の apt リポジトリを追加

ランタイムのインストールには Intel の apt リポジトリを追加する必要があります。

wget -qO - https://repositories.intel.com/gpu/intel-graphics.key | \
  sudo gpg --dearmor --output /usr/share/keyrings/intel-graphics.gpg
echo "deb [arch=amd64,i386 signed-by=/usr/share/keyrings/intel-graphics.gpg] https://repositories.intel.com/gpu/ubuntu jammy client" | \
  sudo tee /etc/apt/sources.list.d/intel-gpu-jammy.list
sudo apt update

Intel 提供パッケージの最新化

Intel の apt リポジトリを追加することでインストール済みのパッケージも Intel から提供されている最新のものに更新できます。依存問題を起こさないため、ここで最新化を行なってください。

sudo apt upgrade

ドライバとライブラリのインストール

以下のように、ドライバとライブラリをインストールしてください。 intel-media-va-driver には無印と non-free 版がありますが、 non-free 版でしか動作しません。

Plugins の配置

Plugins/SoraUnitySdk/linux/x86_64 に以下のファイルを配置してください。

  • インスペクタ -> Platform Settings -> CPU を Any CPU に設定してください。

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