サイマルキャスト機能¶
概要¶
このチュートリアルでは Sora Unity SDK のサンプル集を使ってサイマルキャスト機能の説明をします。
サイマルキャストの注意点¶
サイマルキャストは解像度にあったビットレートを指定する必要があります。
詳細は Sora ドキュメント を参照してください。
サイマルキャスト設定¶
サイマルキャストを有効にする¶
サイマルキャストを利用するには Inspector で Simulcast
を有効にします。
コーデックを指定する¶
サイマルキャストは VP8 と H.264 のコーデックを指定することができます。
M113 以降のバージョンであれば Sora の設定で scalabilityMode
と scaleResolutionDownBy
の設定を行うことで VP9 と AV1 を指定することもできます。
コーデックは Inspector の Video Codec Type で指定します。
解像度とビットレートを指定する¶
サイマルキャストは最大で 3 本のストリームを出力します。
ストリームの本数は解像度とビットレートによって決まるため解像度にあったビットレートを指定する必要があります。
解像度とビットレートの対応表は Sora ドキュメント を参照してください。
ビットレートは Inspector の Video Bit Rate で指定します。
ここでは例として HD サイズの場合のビットレートである 3000 を指定します。
その他の設定¶
サイマルキャストにはその他にも設定があります。
Simulcast Rid¶
サイマルキャストで配信されている映像を受信する際のエンコードの初期値を指定することができます。
利用するには Inspector の Simulcast Rid を有効にし、その下の Simulcast Rid Type を指定します。